2025年の世界はどうなる

昨年の米大統領選で、こともあろうにドナルド・トランプが再選されてしまった。まだ就任前なのに、次期トランプ政権の動きに世界は戦々恐々となっている、と思う。考えすぎだろうか?

そんなわけで思いつくままに各国の展望を好き放題に書いてみる。

アメリカ合衆国

トランプ陣営は就任前から内部崩壊の予兆がある。単なる出資者から今や「マスク大統領」と揶揄されるほど、トランプ政権の政策を勝手に決めている富豪イーロン・マスク。選挙で選ばれてもいないのにトランプの実生活に密着して、あらゆる場面で口だししているので、さすがに元々のトランプ支持者から反発の声が出始めた。特に移民政策では、トランプの「米国人ファースト」主張がいつの間にか「能力次第で移民大歓迎」に変更されている。マスク氏曰く、米国人では(自分の経営する会社で役立つような)優秀な人材が獲得できないというのだ。これにはトランプ元側近のスティーブ・バノンも激怒、自身の番組でマスク批判を始めている。トランプの目玉政策「不法移民一斉国外追放」も、トランプ支持層の農産業や製造業その他、労働者を抱える産業界は不法移民にかなり依存しているので、実際には不法移民追放は実行不可能だとの見方も根強い。トランプ政権の政策はぶれまくるだろう。

一方で民主党は、上下院で共和党に負けてるけど、下院共和党が予想ほど多数を占めていないことから、徐々に勢いを取り戻し中間選挙で多数を取り戻せるのではと楽観している。


英国

イーロン・マスクが英国の新党「リフォームUK」を率いるナイジェル・ファラージを支援する動きを見せており、元々混乱している英国政界にどれくらい悪影響をもたらすか注目している。


フランス

マクロンはいつまで続くか?


ドイツ

ドイツ最大の右翼政党「AfD」をイーロン・マスクが支援する動きを見せ、ショルツ首相他独政界全体を揺るがしている。ここも注目。


中東

アサド体制崩壊により生まれ変わるシリアが、果たしてどのような国になっていくのか。反政府武装勢力を率いたジョラーニ指導者はイスラム原理主義色の払拭に懸命だが、果たしてどうなるか。


イスラエル

ハマスの10月7日襲撃事件から始まり、ガザ地区をほぼ完全制圧したイスラエル。隣国シリアの脅威も和らぎ、レバノンへの備えは万全、残るイランに対してどこまで攻め込むか。多数の民間人を犠牲にするその攻撃姿勢に対する世界からの批判は一層強まるが、イスラエルの軍事的優位性は揺るがない。しかし一方で強硬派ネタニヤフ首相の汚職裁判も本格化、しかもネタニヤフ自身も健康不安が出てきた。年内にネタニヤフ体制は終了するかもしれない。


ウクライナ

ロシアの執念深い攻撃に疲弊しているウクライナ。米国がトランプ政権になったら、もう戦闘を継続できないかもしれない。欧州各国を味方にしてできるだけ有利な条件での停戦に持ち込むことが必要になる。一方でロシアのプーチン体制も盤石ではない。プーチンが倒れる可能性はゼロではない。


韓国

突然の戒厳令で始まった尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の内乱「容疑」。今年前半にも収束することを期待している。


ミャンマー

内戦が続き、反政府派がいよいよ優位になる。しかし治安悪化は避けられず、山間部は再び違法ドラッグ生産地帯となって世界に悪影響をもたらす。反政府派、軍政派のどちらが勝っても、ロヒンギャ族の救済は進まない恐れ。